私はYouTube等の動画投稿サイト、配信サイトでゲーム実況をやっている者で、
はつみ と申します。
私は2023年の年明けくらいからマリオRPGの動画を作ったり、小まめな配信を続けたりしているのですが、
その間、気分がめちゃめちゃ沈んで、作業が全く進まなくなることが、多々多々ありました。
この記事↑↑にも気分が沈んだ話を書いたのですが、実はそれ以外にもありまして……
今回はそのことについて書いていきたいと思います。
ざっくりとした内容は、こんな感じ↓↓です。
- Netflixとかのサブスクで一流のものがゴロゴロ見れる世の中で、私の動画とか配信って見てもらえるわけがなくね?見てもらう価値なんて無くね??と思って、気分が沈んだ。
- 視聴者的に、NetflixとかとYouTubeでは求めてるものが違うんだから、一緒くたに考えなくてもいいんじゃね?と気づいて、気分が戻った。
- これからは、より一層「需要」に目を向けて、かつ自分の不得意を改善する方向に力を入れます。
「そりゃそうだろ」と思うことかもしれません。まぁ私は気づきが遅いので、許してちょんまげ。
では、いきましょう。
Netflixとかサブスクを見て回ってた時がありました
私は2020年の新型コロナウイルス感染症のまん延以降は特に、YouTubeとかの活動に割ける時間や活力が無くなりに無くなりまして、
2022年の今くらいの時期に、思い切って仕事を辞めました。(時間やエネルギーを確保しやすい仕事へ転職しました)
で、2023年からは、配信もそうだし動画の制作にも力を入れていこうと思っていまして、
そのインプットのために、YouTube上の動画を視聴することとか、その他に
NetflixとかAmazon Primeとかdアニメストアとか、サブスクの無料お試しの登録をしたり、中には本契約をしたりして、
何かの作業をしている最中に、サブスクで何かの作品を見ていました。一時。
まぁ7割くらいアニメでしたけども。
あと、ぶっちゃけ動画制作のためという目的以外にも、ちょっと「サブスク」というもの自体に触れたかったということもあります。
Netflixは料金体系が3つあって、一番安いもので月1,000円、Amazon Primeは月600円、dアニメストアは月550円です。違ったらごめん。
アニメで言えば、割とメジャーな作品はどのサブスクでも見れるのですが、私は結構マイナーなアニメとか見たかったりするので、最終的にAmazon Primeとdアニメストアを契約しました。
サブスクというものは、累計で考えると結構な金額を支払っていくわけですけども、
月単位の金額で見ると、まぁそこまで生活費を圧迫する要因でもないのかなとか思ってしまうような、
不思議?でマネタイズ上手な存在です。お得感さえある。
だから、契約までのハードルは高そうに見えて、意外とむちゃくちゃ高くない。
Amazon Primeなんて、動画を視聴できるどころか音楽も聞けたり、Amazonで買った商品が翌日に届いたりとか、600円で得られる恩恵が色々あるので、
Amazonをよく利用する人にとっては費用対効果的に、神にさえ見えてきます。
で、こういったサブスクで見ることのできる動画は当然一級品で、
仮に「まぁあんまり面白くなかったかな」と感じたとしても、それは高い目線がベースにあります。
ここでYouTubeの動画に焦点を当てていくわけですが、
YouTubeの動画は基本的に無料で見ることができて、サブスクの動画とはその入り口のハードルが大きく違います。
見れる動画の数は無限大に思えるほどで、無いジャンルのものがあるの?と思えるくらい多岐に渡ります。
ただ、私は思ってしまったんですよ。
……YouTube上の素人が作った動画って、見る意味あるの?
特に、私の動画さ。
視聴者は等しく「時間」を消費する
この記事を読んでくださる皆様方は、私のこの↑↑疑問に対して「何言ってんのこいつ」と思いましたでしょうか。
私はこの疑問を感じた瞬間に、「何て的確な疑問なんだ~はわわ…」と感じ、気分がめちゃくちゃ沈んでいきました。
私が運営しているYouTubeのチャンネルは、今のところほぼほぼゲーム実況の動画や配信が並んでいます。
私のチャンネルを訪れてくれた方々は、そうした動画を視聴することができます。
ただ、その内容やクオリティは、サブスクで上がっている無数の動画たちと比べるとお粗末すぎるもので、月とスッポンどころか銀河宇宙とミジンコくらいの差があります。
サブスクの動画と比べてジャンルが違ったとしても、エンタメとして見るとお粗末すぎます。
こうして比べだすとキリがありません。
比較対象をもっと身近に持ってくると、同じYouTubeの中でも比べてしまいます。
先ほど書いたように、YouTubeにはどれだけでも動画がありますから。
視聴者が「楽しい気分になりたい」と思ってインターネットに繋がったパソコンやスマホ、テレビを点けて、
その後「何か無いか」と探していく時に、
その選択肢にはYouTubeのような無料で視聴できるプラットフォームもそうですし、
視聴者によってはNetflixやAmazon Primeといったサブスクも入っているでしょう。
そこで私の動画や配信を選んでくれて、楽しんでもらえる確率ってどれだけなのか?
そう考えると、自分の作っている動画や定期でお送りしている配信が、ものすごく稚拙で、恥ずかしいものに思えて、めちゃくちゃ気分が沈んでいきました。
今感じている苦労や、今までの積み重ねも、全て徒労に終わるかもしれないという恐怖もありました。
視聴者の方々が私の30分の動画を1本見るのと、サブスクでアニメを1話見るのと、消費する時間は大体同じです。
皆、流れる時間は必ず同じで、無限にあるわけではありません。有限中の有限。超貴重なものです。
そしてインターネット上では、プロの集団が大量の製作費と長い時間をかけて作り上げた作品に、月額課金というハードルさえ乗り越えればどれだけでも好きなだけ触れることができるわけで……
どう考えても、私みたいなやつが1人で作り上げた動画とか配信なんかよりも、そっちを見た方が100憶%絶対に良くない?
と思ってきました。
それでも伸びる人はいる=需要がある
突然話が変わりますが、私は基本的に「自分のやりたいこと」をベースに活動を進めています。
需要やYouTubeの流れもモチロン多少は考えますけど、自分のやりたい事とか「これ面白いんじゃね?」と思った事が前提にあった上で、動画や配信を繰り出しています。
面白いこととか以外にも、「これやったらどうなる?」みたいな、実験的な面が含まれているものもありますが……
だからこそ、私のチャンネルは伸びない。
誰かに言われたことは無いですが、「独りよがり」だなと、自分自身に対して結構感じます。
私の感性(やりたいこと、面白いと思うこと)を「どや!俺おもろいやろ!1」と押し出し続けている感じです。
「何でかなぁ。何で私って伸びねえのかなぁ」とか思ってた時期もありましたけど、そりゃ伸びねえわな。
でも、たぶんYouTubeで活動する人の多くもそんな感じだと思います。
チャンネル登録者数1,000人~数万人くらいの伸びていっている人は、「自分のやりたいこと」がまずあって、それが「需要(かつ供給があまりいないパターンだと尚良し)」に噛み合った結果が多いんじゃないかと勝手に思っています。考えた上でなのか偶然の一致なのかもわかりませんけど。
そして、たぶんその規模のチャンネルで、自分のチャンネルが伸びた理由や立てていた戦略を理論立てて説明できる人って、あまりいない気もしています。
「伸びた理由…なんだろう。運ですね」みたいな。そりゃ運はもちろんあるんでしょうけども。
ただ、中には強烈な人も当然いて、
自分のやりたいことよりも「世間の需要」をリサーチして、その上で「自分の切れる手札」を見つめて、そこで打つ手を決めている人もいます。需要ありきで行動している感じです。
自分で公言する人もいれば、しない人もいますけど、公言しなかったとしても、さすがに5年もこの活動を続けていると、計算してやれちゃう神人間は、動画とか配信を見ればわかります。
こういう神人間は、爆伸びを計算で起こせる人で、上位0.1%とか0.01%とかに行けるポテンシャルのある人だと思っています。
この辺りの話↑↑を適当な感覚の数値で表すと、
例えば私は、「自分のやりたいこと」と「世間の需要を計算した行動」が、最初は完全に10:0でしたけど、次第に9:1、8:2……と移り始めている感じです。
チャンネル登録者数1,000人~数万人くらいの規模で伸びて行っている人たちも、多くはたぶん私と近い感じで活動してると思います。良くて5:5。
ただ、爆伸びを計算で起こせる神人間たちは、2:8とか3:7とかになっている気がします。神人間は「モチロンやりたい気持ちがあるからこそ!」みたいなことを言いがちですけど、実際やってることは、こういう比率な印象です。
神人間の中にいる「俺はマジで、自分のやりたいことしかやらない」みたいな感じのキャラクターの人でも、少なくとも5:5とかで動いてると思います。たまーに10:0みたいな行動をしてガス抜きすることはあるかもしれません。そういう時はあからさまに再生数とかの数値で表れるので、すぐ止める印象があります。
ちなみに、ここ最近の私の気持ち的には6:4くらいです。まだあまり行動に表れてないですし、実際にやっていることは8:2くらいな感じかもしれませんけど。
……そう、ここで一気に話を戻しますけど、
こうして考えると、視聴者の人たちにとって余暇の過ごし方の選択肢の中にNetflixとかのサブスクがあったとしても、YouTubeの動画や配信は見られるんですよね。
両方とも見るのか、それともYouTubeだけ見るのかわからないですけども。
そうじゃなかったら、「チャンネル登録者数 数百万人」なんて数字は存在しません。そうじゃなかったら、YouTubeの中において「需要」は存在しません。
つまり、Netflixとかのサブスクはサブスク、YouTubeはYouTubeで、求められてるものが全く違います。
これに気づいたら気持ちがスッと楽になったのですが……鬱っぽい気持ちを持ち直すまでマジで大変だった。マジで。
何なら完全に吹っ切れたのはつい最近な気もしますし、やっぱ未だに吹っ切ることができないでいるかもしれません。どういうこっちゃ。
冷静になったところで「現在地」と「目標」と「行き方」を考え直しました
そんなこんなで沈んだ気分を持ち直したわけですが、
それでもやっぱり人は、インターネット上で「楽しい気分」になるための選択肢として
サブスクとかYouTubeとか諸々色々あるわけで、
かつ、YouTubeにも尋常じゃない人たちが動画を投稿して、配信していることに変わりはありません。
そんな中で、冷静に自分のチャンネルを見つめてみると、
私の動画を見てくれたり、配信に来てくれてコメントを書いてくれる人たちに対して
感謝の気持ちが出てきてしょうがないです。
「俺が思う面白いもの、どう?」って、延々と投げつけてる感じなのに。
ぶっちゃけ最近の私は、自分自身の配信や動画に対してまるで自信が無いです。イキった気持ちは一切ありません。
同じゲームを扱った有名YouTuber、VTuberの配信を見ることもありますけど、「よくまぁこんな大人数を盛り上げられるな」と思い、敗北を強く感じます。
一方で、ここでちょっと攻めたことを書きますけど、
チャンネル登録者数数千人から数万人規模のチャンネルのゲーム実況者の方と比べて、
「私の配信内容って、そんな劣ってるか?」と、割と本気で思います。
これはかなりイキった発言に思えるかもしれませんが、正直に申し上げて最近本当にそう思います。
ただこれは私の配信内容という一点の話で、YouTubeにおけるマーケティングとか企画力とか人を惹きつけるサムネを作る力とか、動画の編集力はめっちゃめちゃ劣ってると思います。
つまり何が言いたいかと言うと、別に見下して馬鹿にしているわけではなくて、
「私もチャンネル登録者数数千人から数万人の規模へ進化できるポテンシャルはあるだろ」と強く思っています。そこの自信はあるという感じです。
数万人規模のチャンネルになれば、参加型で進められるような企画をやった時に100人くらいの人が集まってきて、それでワイワイできるんじゃないかという私の夢を叶えることができる気がしています。
私は自分の器を「そこまで大きなものではない」と思っているので、そこが夢です。
話は逸れますが、専業YouTuberになって~とか特に思ってもいません。たぶん、どれだけ稼げるようになっても基本的には会社員を続けるとか、別の収入口を必ず設けることを意識します。
本当は有名ゲーム実況者(と言うか、ニコニコ動画出身者)の方々とコラボしたいとも思っていますけど、たぶんそれは一生叶いません。そんなことは私の他にも何十万人のYouTuberが思っていて、みんな諦めていることだと思います。夢ではなく、これは「妄想」です。アイドルとか芸能人とワンチャンして~みたいなものと同じ。
今回のサブスク事件みたいな感じで、何年も前から
気持ちが沈んで、上昇して…を繰り返しながら活動をしている気がしますが、
今回の件で冷静に、自分の今の力(得意なこと、苦手なこと)や目標を見つめられた気がします。
そして、今の歩き方では、目標まで辿り着くことは難しい気もしてきました。
今、私の動画や配信を楽しんでくださる方を置き去りにすることがないよう、
一緒に盛り上がっていくことや、より盛り上がれるように得意を伸ばすことを考えていくことは、大事なことだと思うんですけども、
ここからは、自分の苦手な部分を意識して、チャンネルの規模を広げていこうかと思っています。
たぶん、チャンネルを大きなものにするためには、むしろ私が今まで逃げてきた「需要」を考えることや、サムネの強化が非常に重要なポイントだと思いますし、
チャンネルを意識的に伸ばせる人から見ると、もしかすると「いやむしろ、何でそれを今まで真剣に考えてないの」と思われるかもしれません。
それに、前にも書きましたけど、「もっとたくさんの人に来てもらいたい」と思った時に、
チャンネル登録者数という数字は、やっぱ大きな印象を与える一因だよなぁと思います。
YouTubeの活動って、考えなきゃいけないことが多すぎるし、実際に手を動かさなきゃいけないことも多すぎでは?ナニコレ。
どれだけ上手いこと効率良く動けて、体力エネルギッシュな野郎になれば、満足いく活動ができるんだよ。
やっぱバリバリ活動できてる人たちって、超人なんじゃないの。
……というわけで、自分の気持ちとかこれからの指針とかを羅列してみました。
こうして整理ができたのも、一度気持ちが沈んだからだと思います。ありがとうサブスク。
まとめるとこんな感じのお話でした。
- Netflixとかのサブスクで一流のものがゴロゴロ見れる世の中で、私の動画とか配信って見てもらえるわけがなくね?見てもらう価値なんて無くね??と思って、気分が沈んだ。
- 視聴者的に、NetflixとかとYouTubeでは求めてるものが違うんだから、一緒くたに考えなくてもいいんじゃね?と思って、気分が戻った。
- これからは、より一層「需要」に目を向けて、かつ自分の不得意を改善する方向に力を入れます。
2023年も早いものであと3か月、まだまだがんばります。
では、また。
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