「おっさん」が勝つために<上>

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差別化
マジこれ。もうわかりました。私は。全てわかりましたよ。

今までに、
時間を上手く使って動画を作っていく!とか、
私にできることは、楽しんでゲームをプレイする姿をお届けすること!とか、
それも、メインのターゲット層を20~40代の男性に絞る!!とか、
色々書きました。
それが間違っているとは今も思ってないですけど、
ちょっとこの2か月くらいかけて考えたこととか、
実際に起きたこととかを、順番にお話ししますね。
私みたいな、普通のおっさん向けな記事になると思います。

※話を盛り込みすぎて1万字とか超えちゃいました。
 長くなりすぎたので、上中下と、3つの記事に内容を分けます。

差別化とは!

差別化を図ること。
つまり、自分が作った動画は、他のたっくさんある動画と何が違うのか。
「違い」を作る。
もちろん、良い意味での「違い」ですね。
もう耳が腐るほど聞く言葉かと思います。

「違い」ができれば、当然その動画の魅力が上がる。
動画の質、クオリティが上がることに繋がります。

私は今まで、「動画の質を上げたい!!」と思って
動画の構成であったり、編集だったり、
動画の中での喋りというポイントに注目をして、
そこを、どうすれば良くすることができるのか考えていました。
つまり、小手先の技術のようなものばかり考えていたという事です。
私は根本的な「違い」を作る努力を怠っていたんだな……と思いますね。

過去に、
私にできることは、楽しんでゲームをプレイする姿をお届けすること!
と言っていたのも、その裏では
「この私が、特別な何かを生み出すなんてできない…そんな能力ない……」
と思っていたから
なんだなと、今ならわかります。
まぁ現時点では、特段それは変わっていないんですが、
それでも何か尖った企画を考えてみたり、「違い」を生み出す方法は必ずあると思います。

ジャイアンとスネ夫がゲームしているテイの動画を作っていた私はどこへ行った
という感じですね。
恐らく、あんな意味不明な動画を作る人は、そういないと思います。
ウケるかは置いといて。
例えば「鼻でスマブラSPしてみた」とか
そういう企画でもいいのかもしれません。
ウケるかはわかりませんが。
そういう形で、「俺は他とは違うぞ」と魅せる方法をひねり出す必要があります。

ちなみに、他との違いを生み出すって言われても
考え方がわからん
っていうこともあるかと思うんですが、
それはとりあえず実際に動画を作るとか、
動画を作るという目線で、他の人の動画を見て研究して…
を繰り返す必要があると思います。
※後で書きますが、他の人の動画を見て研究するのも
 参考にしすぎるのは危険だと思います。
何にせよ、マジで実際にやらないとわかりません。何もかんも。マジで。
本当に痛感します。

過去の記事にも書きましたが、
私が「これ最強じゃね?絶対ウケるわ」って思った動画も、
実際に作ってみれば、結果は伴わないものばかりでしたし、
魅せるための編集力だって、実際にやって身につけるものですしね。
……余談ですけど、
こういう「考え方」って本当は、学生時代とかに
色々チャレンジして、失敗して、痛い目を見て
学んでおくものなんですよね。たぶんね。

アイディアの生み出し方として、よく言われているものは
要素の組み合わせですね。
「ゲームを遊ぶこと」に
「実況する」という要素を組み合わせたものが
「ゲーム実況」です。
「ミルクティー」に「タピオカ」を組み合わせたものが
「タピオカミルクティー」。
なんだそりゃって思われるかもしれませんが、
アイディアはそうやって作るものということです。
よくテレビで、
「ある社会人が、起死回生の一手を閃いて大逆転!」みたいな特集が
組まれていますが、大体
「そうだ!これとこれを組み合わせたらどうなるんだ!?イケるんじゃないか!!?」
って感じで閃いていると思います。
次そういう番組を見たら、注目してみてください。
これマジですよ。マジで。

ちなみにですけど、ジェームス・W・ヤングさんの、
アイデアのつくり方
っていう本は超好きです。
薄いし。内容濃いし。

わかったけど、そんなのどうやって組み合わせればいいんだよ!
って思われるかもしれませんが、
それが簡単にわかるなら、みんな苦労しません!!!!11
先ほども書きましたが、本当に
「やってみないとわからない」だと思います。
なんだかんだ、暗中模索のような感じです。
だから、チャレンジすることが大事。

そもそも「差別化」って、なぜ重要?

他と違いが無い動画は、一生懸命作られたものだとしても
誰も見ないからですよね。
視聴者目線で考えるとわかるかと思うんですけど、
よくわからんおっさんが
例えばペルソナ5スクランブルをダラダラとプレイして動画にして、
それをニコニコ動画に上げ続けていたとして、
それ誰が見る?って話ですよね。
だって真新しいもの何もないし。
それって動画のクオリティとしてめちゃ低いので
見ててダレることは必至です。

それに今更動画を上げたところで、
既に同じゲームの動画を上げている人はいっぱいいるから、
ペルソナ5スクランブルに興味ある人は、
他の人があげている動画を既に見ているか、
何ならもう既に自分でプレイしている状態なわけで、
そこから私の動画を見てくださる方なんて、
本当に稀有な人だと思います。
……そう、何を隠そう全て私の話だ!!
本当に視聴者の方々ありがとう。
コメントをくださる方、ありがとう。
あなたのおかげで私は活動を続けています。
感謝しかないです。心から。

もっと言うと、ですけど。
有名実況者さんたちのことを「強者」と表現して、
私みたいなザコを「弱者」と表現しますが、
弱者が何日も時間かけて生み出す物って、
強者は毎日生み出して投稿できるんですよ。
何なら強者は、1日複数本投稿することができるんですよ。
生活スタイルも違うし資金力も違うから。
あと知識量やら諸々の自力も違う。
じゃあみんな強者の動画を見るに決まってますよね。
私だってそうするわ。面白いし。

ミルクティーが飲みたいと思ってコンビニに行って、
コンビニの棚に10種類のミルクティーがあったとするじゃないですか。
もし値段が同じ、見た目も似たようなものという前提であれば
そこで見るのはブランドになってきますよね。
はつみとかいうオッサンが作った謎のミルクティーよりも
紅茶花伝とか午後の紅茶とかに手が伸びがちになるのは
お金という大切なものを消費する以上、当然だと思います。

動画も、似たような動画がずらっと並んでいたとして
目に留まるものが無ければ、まず有名実況者さんの動画が見られますよね。
時間という大切なものを消費する以上、当然だと思います。

じゃあ弱者も1日5本とか動画を上げ続ければいいじゃん!
twitterとかSNSでバンッバン宣伝してさ!!
数で勝負よ!!!
目に留まるよう生み出しまくろうぜ!!!!
って思う方もいると思いますし、
実際、「そうするのがいいよ」って言う人も見たことありますけど、
それ絶対やめた方がいいと私は思います。
今はね。今は。

ちょうど1年前くらいか、
私も、毎日は無理でも数日に1本動画を上げるとか、
根詰めて頑張ろうとしてたことありましたけど、
ただでさえ低いクオリティを、もっと下げる必要がありました。
例えば編集で入れる字幕を減らしたりとか
企画みたいなものをあまり練らず、
とりあえずゲームをプレイして実況しだしたりとか
っていうことですね。
私らしさと言いますか、違いなんてものが
生まれるはずもありませんし、
本当に、ただおっさんが喋りながらゲームをやっているだけ
というスタイルになりました。
受け手にとっても、見る理由があまり無いですよね。
そんなクオリティの低い動画の大群を世に放っても、
今の時代、受け手にとっては
ただのノイズです。
って今は思います。
※当時は「イケイケGoGo!!」って感じで
 動画を数多く生み出すことに意味がある!って躍起になっていました。
 棚に商品が並んでいない店に価値があるのかよって。
 それもあながち間違いではないと今でも思っていますが、
 並べる物をもうちょっと考えた方がいいってことですね。

例えばスマブラの動画を大量に放流させたとします。
運良く、1つ動画を見ていただけたとしても、
周りはプロゲーマー等々が
クオリティの高い動画をバンッバン毎日投稿している状態なので、
無名のおっさんが作ったクオリティ激低動画なんて、即閉じですよね。
何なら、一度動画を開くことでオススメとか関連動画に
他の動画が載ってきてしまうので、
「誰だよこいつ…はつみ?こいつの動画邪魔だな…」
と、思われるかもしれません。

また、あるマイナーゲームの動画に目を付けて
「この市場は良いぞぉ!!開拓してやる!!」と期待して
大量の動画を流すとします。
そのゲームの動画を見たいと思って、ゲームのタイトルで検索した人がいたとして、
その人が、適当に何個か動画を開いたとするじゃないですか。
で、その内開いた1個が、世に放った大量のクオリティ激低動画だったとして
「うっわ、何この動画。はつみ?きっしょ…」
ってなると思いませんか。
マイナーゲームの動画を見る人なんて、
ただでさえ母数が少ないのに!!

まぁ1個だけなら「おもんな…」と思って
すぐ動画を閉じるだけで終わるかもしれませんが、
次また適当に動画を開いたら、まーた私のクオリティ激低動画かもしれない。
開く前に検索結果をよくよーく見てみると、
はつみが上げた動画ばっかり検索結果に上がって来やがるかもしれない。
「こいつ何個も動画乱立させてるけど、マジ面白くねえし
検索結果の邪魔だな…」
って思われることも、不思議じゃないと思いませんか。

さっきの、よくわからないミルクティーの例え話で言うとすると、
例えば10種類のミルクティーが並んでて~~
(省略)
紅茶花伝とか午後の紅茶とか手を伸びがちでも
不思議じゃないですよね。
で、ここからなんですけど。
「じゃあレモンティーとかストレートティーとか、コーヒーも出しちゃう!!」って
やたらめったら目に付くように商品を生み出したとします。
なんか目に付くから、手に取って飲んでいただけたとしましょう。
で、飲んだら激マズ。
「何これ。はつみ?レモンティーとかも出してんのか…どうせまずいんだろ」とか
「絶対飲まねえ」
ってなると思いません?
他の商品やから何やねんって。
はつみの作ってるものは、まずいってイメージになっちゃいますよね。

というわけで、とっちらかったので一回整理すると
そもそも「差別化」ってなんで必要かって、以下の2点だと思います。
 ・たくさんあるコンテンツの中に埋もれちゃって、見られづらい。
 ・クオリティが低く感じられるから、見られたとしても楽しんでもらえないかも。
  →面白くないというイメージが付いちゃう。

というわけで、今回の「まとめ」に入ります。

無名のおっさんが、コンテンツを乱立させて
行き交う人たちの視線を集めることができる時代って、
間違いなく過去の話ではないでしょうか。
今はもう確実に終わってると思います。

たぶん5年~10年前くらいだと、
発信者が少なかったから、発信するだけで差別化みたいなものが
生まれやすかったんじゃないかなと思います。
今はもう「みーんな似たようなものを排出する」ってなっちゃった感じですね。
つらい。

有名実況者さんとか、芸能人の方を真似することを
オススメする人を見たことありますし、
私も一時期やっていましたが、それは良し悪しなんだなって
今ならわかります。
技術的なもので、真似して良い部分はあるんですけど
出してる動画の大まかな方向性とか雰囲気とかって、
固定ファンがいるからこそのものが多くて、
それを私みたいな弱者が真似しても成り立たないんですよね。

それに、ですけど。
有名実況者さんとか芸能人の方が
ゲーム実況をされている様子を動画で見た時に、
「ただゲームをしながら喋っているだけ」という印象を持つこともあると思います。
私も、こういう活動を始める前は、ぶっちゃけそういう印象がありました。
例えば!仮にですけど
私の出すゲーム実況動画が
仮に面白さが同じくらいだったとして、
同じように「ゲームをしながら喋っているだけ」のスタイルだったとしても、
有名実況者さんや芸能人の方がゲームをしながら喋っているだけ なのと
私がゲームをしながら喋っているだけ では
雲泥の差があります。
なぜなら、
有名実況者さんや芸能人の方がゲームをしている様子を流した動画は
それだけで価値があるから
です。
それだけで、差別化が図られるのです。
「ただゲームをしながら喋っているだけ」というのは、
視聴者目線だとそういう印象になるのも当然だと思いますけど
実際は、めっちゃくちゃな勘違いですね。
お金のことを「ただの印字された紙」って言うようなものです。
たぶん。間違ってないはず。

つまり何が言いたかったかって、
人の動画を脳死で参考にしすぎるのは危険だと思います!
ということです。
しっかり考えることが大事!!

と言うわけで、今回は
おっさんが勝つためには、差別化を図ることを意識するべきで
脳死で、コンテンツを乱立させず
色々考えながら試行錯誤して
少しずつでも前に進み続ける必要があるんだなはぁ~
っていう話でした。
次回も続きますが、次回は少し緩くもグロい話になります。
ここまでご覧くださいまして、ありがとうございました。

では、また。

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