ゲーム実況動画での悩み…自分の「声の音質」ってどうすれば上がる?-前編-

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私はYouTube等の動画投稿サイト、配信サイトで
ゲーム実況をやっている者で、
はつみ と申します。
今回は、前々から悩んでおりました
自分の「声の音質」について、今時点での考えを、
こんな感じで↓書いていこうと思います。

  1. どういう状態が「音質の良い状態」なのか。
  2. 私がどういうマイクや機材を使ってきて、その時の声の音質はどんな感じか。
  3. ゲームの音量と声の音量とのバランスは、どう調整すればいいか。
  4. 音声データの編集(加工)方法って……

※1と2だけで文量が多くなってしまったので、3と4は次回の記事で書きます。

…と、ここでいつもなら「では、いきましょう」と言って
次の話に進んでしまうところなんですが、
今回はちょっと先に結論を書くスタイルでやってみたいと思います。

結論はこんな感じ↓

  • マイクはお高いコンデンサーマイクを使った方が良い
  • ゲームの音量 < 自分の声の音量 になるよう、ゲーム音を小さくする
  • コンプレッサーくらいは、音声にかけとく?

おそらく、ゲーム実況動画を始めると、まず間違いなく
自分の声の音質やら、ゲームの音とのバランスやらで迷うと思います。

同じく悩んでいる同志が、何か参考にしてくだされば幸いです。
私自身の、サンプル数1な話なので、
合っているか違っているかはわかりませんが……

では、いきましょう。

そもそも「声の音質」ってなんぞや

視聴者として、誰かの動画や配信を見ているときに、
嫌だなと思う大きな要素の1つとして
その人の、声の音質が悪い
というものがあると思います。

いや、そもそもその大きな要素の1つである、
「声の音質が良い・悪い状態」って何やねん
と思うかもしれません。
私としては、声が割れているかどうかとか、
こもった?ように聞こえず、クリアに、透き通ったように聞こえること

ポイントかと思っています。
声の音質に関しては。
自分の声が本来以上にやたらとカッコ良く聞こえるとか、
自分の声を加工しまくって
とんでもないプラス効果を生み出すことではない
と、私は思います。

……私は思いますとか言ってますけど、
ぶっちゃけ、私はちょっと前まで
声の音質の良さ=自分の声が加工盛り盛りでやたらとカッコ良く聞こえる
みたいな認識でいましたけどね。
もはやそれは音質というか、ボイスチェンジャーみたいな話ですよ。
私の声は、中村悠一さんみたいにはならないんですよ。

そういう観点で、有名実況者さん達の動画なり配信なりを拝見すると、
皆さん声が非常に透き通って聞こえ、音質が良く感じます。
大きな声を出されても、音が割れてないですし、
こもっているようにも感じません。

単純に、音質が悪いと、その人の言葉が聞き取りづらいです。
聞き取りづらい状態のくせに、ベラベラ喋られたらうっとうしいだけです。
耳障りだなと思われるかもしれません。
……そうだね、たまに私がやるね、それ。
そう考えると、音質は良いに越したことないですね。

私はどうしてきたかの話

まず、こちら↓のマイクを使っていた頃の話をします。
500円だったか600円くらいだったと思います。
お試し中のお試しですね。

その時の動画がこれ↓。人生初めて作った動画ですね。
音声データを編集したり加工することもしてません。
GV-HDRECという機械に、マイクを直接繋いで録画しています。
※15秒から始まります。

続きまして、こちら↓のマイクを使って

作ったのがこちらの動画↓
※20秒から始まります。

この時は、PCにマイクを繋いで録音していたはずです。
「あ、GV-HDRECにマイクを繋がなくても録音できるんだ」
と気づいたわけですね。

このマイク、2,000円ちょっとの金額ですけど、案外音質がいい。
何か色んなサイトで、やたらとオススメされているから
半信半疑で、「まぁ失敗しても2,000円くらいなら、まぁ」と思って
買った覚えがあります。
コンデンサーマイクだし、この値段だし、すごいぞぉ。みたいな
色んなサイトの記事に釣られました。

で、使ってみたら案外それなりに声がクリアに聞こえます。マジで。
しかも私はこの動画で、あまり音声データをいじってないです。
たしか、声の音量を上げてるくらいのはずです。
……そう、だからハウリングしてるんだね。所々ね。
ゲーム実況してみたいけど、いきなりお金かけるの怖いっていう人は、
このマイクがおすすめ
なんじゃないかなと思います。マジで。

……このハウリングしてる問題なんですけども、
マイクをピンマイクのような方法で身につけて使えば
良かったのかもしれませんが、
マイクと口が遠いし、声も張ってないしで、
私の声がゲーム音に負けまくっていたので、
AviUtlという動画の編集ソフト内で、私の声の音量を上げていたんですね。
もちろん、ゲームの音量はめちゃくちゃ下げています。それでこの出来です。

次回の記事でまた書きますが、
このマイクを使っている中で、音声データの編集を
脳死で行うことを学びました。
そうなった結果がこちら↓

さて、そんな中、生配信にチャレンジしようと思い立ちました。
しかし、今の2,000円マイクを手に持ちながら、もしくは顔を近づけながら
ゲームをプレイして、喋って配信して……なんて、できる気がしませんでした。
それに元々、顔を近づけながら喋ることで、
首と肩が凝るしということで困っていたのもありましたので、
私はこれを買いました。↓
当時、6,000円くらいで買った気がします。

ヘッドセットを買ったんですね。
これが便利で便利で、本当に買って良かったです。
つい最近までずっとマイクとして使っていましたし、
あまりに装着感が馴染みすぎて、新しいマイクに変えた今でも
ヘッドホンとして使い続けています。
体と接する部分にクッションがついていて、長時間装着しても痛くないんですね。

そこで配信したのがこちら↓
設定方法をよくわかっていませんでしたので、
私の声が片方の耳からしか聞こえません。
まぁそれは後に設定で直ったのですが、正直なところを言うと、
「悪くはないけど…」って感じに思いました。

サーッてノイズが結構聞こえたりとか、ちょっと声が乾いて聞こえる?とかね。
あとマイクが近くなる分、逆に音が割れやすくなりました。
なので、生配信以外で動画を録画する際は、前の2,000円マイクを使っていたりとかして、
状況によって使い分けていましたね。

しかしまぁ、ヘッドセットは便利だけども、まだ不満を感じる……
そんな中で、ついにこいつを購入します。↓

これを導入して作った動画がこれ↓。
※1分59秒から始まります。

何でAG03という機械を買ったのかって、
私が好きな幕末志士さんが使ってたからという理由でしかなかったわけで、
深い知識は欠片も無いわけですが、
声の音量の調整が非常に簡単ですし、
何より、マイクをAG03に繋げるだけで音質が良くなってビビりました。

AG03には、先ほどのヘッドセットを接続して使っていました。
そして、2,000円コスパ最強マイクには、
AG03の導入と共に卒業していただきました。
まぁ愛着湧いちゃって、まだ持ってるんですけどね。2,000円最強マイク。

AG03にはEQ(イコライザー)とかコンプレッサーを、
ボタン1つでかけられる機能があります
し、
これに繋げるだけでノイズが抑制されます。
マジで最強マシーンでした。
今もまだ当然持っているわけですが、これは本当に潜在能力抜群だと思っています。
……ところで、今これってもう品薄状態なんですかね?
私が買った時より値段が上がってる気がします。

そんなこんなで1年以上が経過。2021年の夏の話です。結構最近ですね。
私はこう悩みました。

はつみ
はつみ

最近「まぁこれでいいか」と思ってたけど、
有名配信者の人たちと比べると、全然クリアじゃないな、私の声って。
何がダメなんだろう……

だんだん配信に慣れてきて、声を張りながら配信するようになってきたわけですが、
大きい声を出すと、音が割れるんですよね。
ヘッドセット+AG03の配信環境だと。
というか、ヘッドセットが原因なんだと思います。
「大きい声を出した時には、自動で音量を下げてくれれば良いのに」
と思っていたわけですが、そう上手くいきませんでした。
そこも悩みでしたね。

「でも、ヘッドセットじゃないと、声が遠くなって、ゲーム音に負けてしまう」
と、私は思っていました。
現に、2,000円マイクだと声が小さかったので。
録画の際は2,000円マイクでも、
音声データを編集することで音量を上げることができますけど、
生配信だとそうはいきません。
音声データを生配信中に編集できないからですね。

なので、今の環境を変えてしまうことを恐れていたわけですが、
2021年の夏ごろ、諸事情でPCのグラボを変えたタイミングくらいで、
1万6千円くらいのマイクに、試しに変えてみようかなと思い至るわけです。
近所のPCショップでグラボを買って、その時に店内をウロウロしてたら
発見したわけですね。
それがこちらです。↓

まぁこのマイクは、そのPCショップで買ったわけですが、
インターネットで買うより安く売られていたのもありまして、
試しに買ってしまいました。
「コンデンサーマイクはいいぞぉとよく聞くけど、
 良いコンデンサーマイクを使えば、声が遠くなって小さくなることも
 ないんだろうか。ヘッドセットじゃなくてもいいんだろうか」
と思ったわけです。

このマイクを使って録画して、編集して、
アップロードした動画はまだ無いわけですが、
配信のアーカイブはこんな感じです。↓

何かすごい私の声をキレイに拾ってる感じしません?
私の防音室の壁に反響してるせいか、若干エコーがかかってるように聞こえますけど、
そこさえ何とか直せれば、小さい音をすごく拾うし、
大きい声を出しても音が割れないし、このマイク今のところ最強です。

ちなみにこのマイク、2,000円マイクの話でもチラッと言いました
「コンデンサーマイク」という種類みたいですけど、
コンデンサーマイクは湿気に超弱いらしいので、
保管は要注意らしいです。
なんか保管する専用の箱が高い値段で売られてるくらい。
私は食材とかピーッて真空状態で保存できるパックに、乾燥剤を入れて
その中にマイクを入れてます。

一番大きいパックを使えば、意外と入ります。
2,000円マイクは、申し訳ないですけどかなり雑に扱っていましたけど、
このマイクはもう丁重なおもてなしをしております。

ちなみにこのマイク、AG03には接続できないみたいなので
AG03は現在、丁寧に保管されています。本当にもったいない。

前編まとめ

長々と動画やら貼り付けて喋りましたけど、つまり何が言いたかって
やっぱマイクは金かけた方がいい
ということです。
お試しで色々やるなら、私がおススメする2,000円マイクがいいかなと思いますけど、
ガチでやるなら、お高いマイク最強ですね。

最後に紹介したコンデンサーマイクは、
私の口とマイクが離れていても、余裕で音を拾ってくれます。
何ならヘッドセットのマイクより音を拾ってくれます。小声でも。
しかも大声出しても音が割れない。
マジで。すごくね?

結局高いマイク買うことが結論かよ、みたいな、
そんなの誰でもわかるだろ、みたいな、
安いマイクで音質が良くなる方法期待してたわ、みたいな、
そう思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、
そんな方法は、おそらく無いですね。
何か他に抜け道があるだろと思ったりして、色々試行錯誤した成れの果てが
私です。

2,000円マイクを使って、コンプレッサーかけて、
ノーマライズかけて、ノイズ除去かけて、イコライザーかけて…
って感じで音声データを編集、加工して……
っていう方法で工夫はできると思いますけど、
絶対限界があります。音が割れます。
小さい声とかが、ノイズ除去のせいで
余計に聞き取りづらくなったりします。
マジで。
むしろ高いコンデンサーマイクを買えば全部一発で解決と思うと
脳死で解決できる超必殺裏技だとも思えます。

高いですけどね。1万6,000円は。その気持ちはわかります。
私はこの活動、どんどんのめり込んできちゃって、
結果も出ていないくせに、投資することを厭わなくなってきました。

さて、結論が1つ出たところで
声の音量とゲーム音の音量とのバランスについて
書こうと思ったんですけど、
長くなりすぎたので、後編に続く!!ということで
もったいぶらせてもらいます。

では、また。

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