私はYouTube等の動画投稿サイト、配信サイトで
ゲーム実況をやっている者で、
はつみ と申します。
今回は、前回に引き続き
自分の「声の音質」について、今時点での考えを、
こんな感じで↓書いていこうと思います。
- どういう状態が「音質の良い状態」なのか。
- 私がどういうマイクや機材を使ってきて、その時の声の音質はどんな感じか。
- ゲームの音量と声の音量とのバランスは、どう調整すればいいか。
- 音声データの編集(加工)方法って……
1と2についてと言いますか、
マイクはお高いコンデンサーマイクを使った方が良いという話とか、
他のマイクを使っていた時の動画とか、比較については
前回の記事をご参照ください。
今回は3と4について書きます。
おそらく、ゲーム実況動画を始めると、まず間違いなく
自分の声の音質やら、ゲームの音量とのバランスやらで迷うと思います。
同じく悩んでいる同志が、何か参考にしてくだされば幸いです。
私自身の、サンプル数1な話なので、
合っているか違っているかはわかりませんが……
それでは前置きはこんな感じにしまして、今回は、
その続きを書いていきたいと思います。
結論としてはこんな感じです。↓
- ゲームの音量 < 自分の声の音量 になるよう、ゲーム音を小さくする
- コンプレッサーくらいは、音声にかけとく?
では、いきましょう。
音質の話なのに音量のバランスってどういうこと?
私は、声の音質というものは
声が割れているかどうかとか、
こもった?ように聞こえず、クリアに、透き通ったように聞こえるかどうかが
ポイントかと思っています。今はね。
なので、声がクリアに聞こえるということが
非常に重要だと思うんですけれども、
「ゲームの音で声が聞こえない」という状態にならないことも、
声の音質を良くしていく上で、考えなければいけないことだと思います。
マジで、ゲームの音に声の大きさが負けちゃって
何言ってるのかわからないってことがあるんですよ。
私だけかもしれないけど。
例えばこんな感じ。↓
※動画の1分40秒から始まります。
いや、何この何か喋ってるけど何を言ってるのか全然わからん状態。
例えマイクにこだわろうが、声が透き通った感じだろうが
もうこれだと耳障りですよ。
なので、声の音質とは厳密に言うと違うかもしれませんが、
声の音質をこだわりたいと思うのであれば、向上させたければ、
このゲームの音量と声の音量のバランス調整は、
避けては通れない部分なのかなと思います。
それで、どうバランスとるのよ?
早い話、ゲーム音を下げることだと思います。
これは間違いないと思うんですけど、声が小さすぎて
「これ以上ゲームの音量を下げきることができない!!」
っていう状態になる可能性も出てきます。
となると、声の大きさを上げるという選択肢が出てくるんですけど、
例えばOS上でマイクの音量の設定を上げすぎると、
音が割れる可能性が出てくるんですよね。
これ、他にも音声データを編集できるソフトで
Audacityっていう無料のソフトがありまして、
そのソフトで録音中に、「ゲイン調整」というバーを使って
音量を上げることができるんですけども、
それも音が割れる可能性が出てくるんですよね。
ちなみに、AviUtlという動画編集ソフト上で
音声データの音量を上げるとハウリングします。
こんな感じで。↓
※動画の20秒から始まります。
何で音が割れる可能性が出てくるかって、
まず音量を上げようと思うと、声の小さい部分を基準にして
音量を上げるじゃないですか。
そうなるとですね
(ゲーム実況をどういうスタイルでやるかにもよるかもしれませんが、)
例えば大きい声出すときってあるじゃないですか。
驚いたり、笑ったり、怒ったり何なり感情が入ったことを言う時とか。
その元々大きい部分が更に大きくなって、声が割れるかもしれない。
部分部分で声の音量を大きくする処理をすれば良いのかもしれませんが、
めんどくさいですよね。
だから、ゲームの音量をできる限り下げて、
声の音量を無理ない程度に上げて、
そもそも大きい声で喋って、
そしてその声が割れないように、良いマイクを買う。
もうこれかなと思います。
結局良いマイクを買うっていう結論かいっていうね。
だって良いマイク使うと、マジで声割れないんだもの。マジで。
私がガチで叫んでも声が割れないってすごくない?
小さい声もしっかり拾ってくれるし。こんな感じで↓
すげぇやコンデンサーマイク。マジで本当にそう思います。
↑このマイク、私やたらとゴリ押ししてるけど、
もしかしたら他に、良いマイクがもっとあるかもしれません。
良いマイクというのは、手が出せる範囲の値段で
性能が良いマイクのことを言っています。
コスパという面でいけば、私はこれ↓がかなり良いと思いますね。
マイク名でググると、使用感についてアレコレいろんな人が
書いているブログが出てくると思いますので、
色んな情報を見て、試しに使ってみると良いかなと思います。
ちなみに、
ゲームの音量と声の音量のバランスって
dB的に言うと、どの数字が基準なのよと思う方もいらっしゃるかもしれません。
というか、私がそうでした。そこでめちゃくちゃ悩んでいました。
今のところの私の結論的には、
別に何でもいいという感じに思っています。バランスがとれていれば。
……このことを書いてるブログとかって、おそらくあまり無いんじゃないでしょうか。
超貴重情報ですよ皆さん!サンプル数1ですけど。
というのも、私は昔、試しに有名実況者さんたちの動画で
ゲームの音量とか、その人の声の音量とか調べてみたんですけど、
マジで実況者さんによって、その数字がバラバラでした。
なので、私は大体ゲームの音量がー25dB前後くらいで、
声の音量が-15dB前後くらい(大声だと-5dBから0くらい行く)を目安にして
調整していますけど、もっと音量が大きい実況者さんとか
普通にいらっしゃる感じでした。全部0付近みたいな。調べた感じだとね。
ゲーム音と声の音量のバランスが取れていれば、
ちょっとの大きさ、小ささであれば視聴者さん側で
無意識に調整しちゃうんじゃないでしょうか。
私が視聴者の時は、そうしてますしね。
音声データの編集は、よくわかりません
もはや小見出し↑が結論を言っているわけですが、
先ほど少し話に出しましたAudacityというソフトのような、
音声データを編集できるソフトについて。
ソフトについてと言いますか、そういったソフトで
音声データに対して行える編集、加工について
お話したいと思います。少しだけ。
ぶっちゃけ、マジでよくわかりません。ごめんなさい。
マジで。
これゲーム実況されている方の中でも、
しっかり細かい部分を理解して行えている人が
はたしてどれくらいいらっしゃるのか
マジで疑問なくらい、私はよくわかっていません。
まず私的によく目にする編集、加工は、以下のとおりだと思います。
- ノーマライズ(Audacityだと正規化という名前)
- コンプレッサー
- ノイズ抑制
本当に、この章の話はあまり参考にしないで欲しいのですが、
私の理解では、ですけども、
ノーマライズは「小さい音を大きくする」作用。
コンプレッサーは「音の大小の差を縮める」作用。
ノイズ除去は「サーッという音とかを消す」(小さい音を消す)作用。
って感じに思ってます。違ってたらごめんなさい。
で、これ値段控えめなマイクを使うと、
サーッていうノイズが入るんですよ。録音中に。
で、ノイズ除去機能でサーッてノイズを消すと、
声の音量の小さい部分が聞き取りづらくなるんですよ。
削り取られちゃうんですね。
だから、ノーマライズで声を大きくするじゃないですか。
そうすると今度は音が割れる可能性があるし、
新たなノイズも現れるんですよ。
だから私がよくやっていたのは、
コンプレッサーかけて声の大きさの大小を縮めて、
ノーマライズをかけて声を大きくして、
最後にノイズ除去をやっていました。
ノイズ除去をキツめにやると、自分の声の小さい部分が
聞き取りづらくなるので、色々試行錯誤が必要かもです。
そんなことをやっていた時期の声が、こちら↓
案外悪くないかもしれない。でも声は所々割れているかもしれない。
ところがどっこい!
AG03とか、良いマイクを使うと
ノイズはそもそも全然入らないし、音量を編集で上げるほどでもなくなるし、
良いマイクだと別に音も割れないしで良いことづくめなんです。
はい、結局良いマイクかいっていうね。
ただ、ここ数回の配信で試験的に行っていて思うのが、
コンプレッサーはかけとくと良いかも?という感じが
しなくもないです。
私は最近良いマイクを使っているんですが、
音が微妙に反響して聞こえたりとか、
(部屋鳴りと言うらしい。これが全然直りません。困った)
やっぱり私の声が小さい時があって気になるなとか
思う部分があったんですけど、
コンプレッサーをかけると多少マシになってる……かな?っていう感じです。
まぁ私の勘違いなのかもしれませんが、
コンプレッサーは声の大小の差を縮めてくれる作用があるとかないとかなので、
迷ったら、とりあえずコンプレッサーくらいはかけると良いのかもしれないですね。
自分の声が聞き取りやすくなるかと思います。たぶん。ごめん。
ちなみに、あえて省いたんですけど
EQ(イコライザー)という編集、加工も、
音声を編集するのにあたってよく見聞きします。
これは、マジで私本当によくわかっていないので、
むしろ私が教えてほしいです。
何でよくわかっていないかって
色々インターネットで調べて試しましたけど、
一切良い効果を実感したことがないからです。
EQでの編集、加工方法を色々調べて試してみましたけど、
「これいいな」って思えるようなこと、あまり無かったです。
まとめ
- マイクはお高いコンデンサーマイクを使った方が良い
- ゲームの音量 < 自分の声の音量 になるよう、ゲーム音を小さくする
- コンプレッサーくらいは、音声にかけとく?
ということでした。前編も合わせたまとめです。
マイク屋の回し者みたいな感じの内容を
前編後編と2回に渡って書きましたが、
やっぱマイクが違うだけで、聞こえ方全然違うなというのが
正直な本音です。
というわけで、音質についてアレコレと考えを書いた記事でございました。
今時点の考えなので、しれっと考えが変わるかもしれません。
1年後くらいに、「似たようなタイトルの記事を書いてると思ったら
内容180度違うこと書いてるわコイツ」とかなるかもしれません。
そうなったらごめんね。
では、また。
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