YouTubeやニコニコ動画、Twitchでゲーム実況を行う際に、
当然、何のゲームをやるかを考えることになります。
その際、ゲームを選ぶポイントがわからないと、
何となく知ってるゲームを選んだり、
何となく新作のゲームを選んだりして、
「何か違うな……」って思うことがあります。
最悪、ぐずぐずになってゲーム実況自体を止めちゃう
事態になるかもしれません。
今回は、私が活動を始めてからの約3年間を通じて、
「たぶん、プレイするゲームってこうやって選ぶものなんじゃね?」
と感じ取ったことを書いていきます。
ではいきましょう!
そもそも自分はどういう実況者?
まず、どのようなゲームをプレイするか決める前に、
自分がどのようなタイプの実況者なのかを
決める必要があるのではないかと思います。
ゲームのジャンル、シリーズ、年代などなど…
この辺りがめちゃくちゃで、「何でもやっていきます」というタイプだと、
なかなかファンも付きづらく、厳しいのではないかなと思います。
と言うのも、ある程度やっていることを絞った方が
「この人、他にどんなゲームをやってるんだろう」と
興味を持っていただいた時に、
他の動画も見ていただけるチャンスが生まれますし、
それだけ関連動画を見ていただくことで
ファンになっていただける可能性も上がります。
なので、ある程度は「私はこういうゲームをやっていきます」という
指針みたいなものを自分で持って、
それに沿ったゲームをやるべきなのかなと思います。
「でも、~~さんは色んなジャンルのゲームをやってる!」
と思われるかもしれませんが、
それは有名な実況者さんで、地盤があるからではないでしょうか。
また、他に何か活動をしていて
そこで集客できている人というパターンも
あるかと思います。
そのゲームを見に、人がやって来るのではなく、
その人を見に、人がやって来るという状態です。
私のような無名なおっさんは、
プレイしているゲームで、人を集めるようにしないといけません。
現に、私の動画の話ですが
視聴回数の約40%がYouTube検索によるもので、
割合的に一番多いです。
検索されている用語も、当然
「はつみ」なんてものは1つも無く、
ゲームタイトルばかりです。
(YouTubeで活動されている方はご存知かと思いますが、
これらはアナリティクスで見れる情報です)
「ゲームで釣るということであれば、
有名なゲームタイトルであったり、
最新作のゲームであったりをプレイしまくる人になった方が、
検索する人がたくさんいそうで得じゃね?」
と思われるかもしれませんが、
そう簡単にはいかない!!!!
なぜなら、そういったゲームは当然ライバルがたくさんいるからです。
最近発売されたモンハンライズやポケモンスナップ等々でも、
こぞって皆さんプレイされてますよね。
そのゲーム(動画)の検索結果はもうパンパンです。
じゃあ逆にマイナーなゲームで動画を出してやれば
ライバルも少なくて良いじゃん!と思われるかもしれませんが、
そう簡単にはいかない!!!!!!!
なぜなら、そういったゲームは見る人が少ないからです。
前者と後者では、圧倒的に視聴者の母数が違う。
だからライバルも少ないと言っても過言じゃないです。
じゃあ、自分がどのようなタイプの実況者になるのか
どうやって決めればいいんじゃい!っていう感じかと思われますが、
そこで大事なのが、
自分がやりたいこと、自分の好きなものといった
自分の気持ちだと思います。
「自分の気持ち」が大事
これは何も、
「趣味なんだから!自分の好きなことやればいいジャン!!」
みたいな、そんなしょっぱいことではないです。
先ほど申し上げた通り、
最新のゲームはライバルがたくさんいて、自分の動画は
埋もれてしまう可能性があります。
また、マイナーなゲームだと視聴者数が少ないので、
自分の動画に辿り着かない可能性があります。
そんな中で、自分の動画を見てもらうために、
加えて、ファンを増やしていくために
何か差異を生まなければなりません。
それはサムネやタイトルといったテクニックもそうですが、
例えば動画の企画であったり、投稿頻度であったり、トークであったりです。
そして、目に付きやすい企画を考えたり、
投稿頻度を高めて投稿しまくったり、
何か面白いトークを炸裂させるためには、
自分の気持ちがないと、絶対無理だと思います。
自分が得意なものを扱った方が、
面白いワードやフレーズが思い浮かびやすいし、
企画(縛りプレイとか)も考えやすいし、
モチベーションも高められるのではないでしょうか。
逆に、無名の状態であるにも関わらず
全然気乗りしないゲームをプレイして
視聴回数やファンを獲得できるのであれば、
そんなあなたは天才です。
本気で尊敬します。結婚してください。
最新のゲームをバンバン扱っていく!にしても、
先述の通り、尋常じゃない数のライバルが存在していますし、
その中から自分の動画を視聴してもらおうと思うと、
例えばトークで惹きつけることになったりします。
最新のゲームで縛りプレイのような企画を考えるのは、
なかなか難しいのではないでしょうか。
あんまり気が乗らないけど、最新のゲームやるか……と思って、
更にプラスで面白い企画を乗っけられるのであれば
マジですごいと思います。尊敬します。本気で。
ちなみに、よく注目される点である編集力みたいなものは、
ゲーム実況においては、今はもうそこまで差異が無い気がします。
編集内容って、大体みんな
不要なところをカットして、字幕つけて、
人によっては効果音つけるって感じですよね。
みんなやってること同じです。
しかも効果音なんて、みんな本当に同じ。
そういう編集は、やってて当たり前になってきている気がしています。
……と偉そうに言っていますが、
私的には、この状況、かなりがんばらないといけないなと思っています。
焦りすら感じる。
だって、視聴者側は当たり前に思っているんですよ。
やばないですか、それ。
話を戻しまして……
最新のゲームをバンバン扱っていく中で、
そのような面白い内容の動画をバンバン投稿し続けるとなると、
やっぱり自分の気持ちが乗ってる方が
戦いやすいです。自分の気が乗らないようなもので勝負なんて、
やる前から決着がついていると思います。
だって本気でやれないようなもので、
本気でやってる人たちと勝負するんですよ。
だからこそ、それで勝てる人はマジで(略)。いや冗談抜きで。
だから、自分は最新のゲームをやっていきたい!
と思う人であれば、そういったゲームを扱う実況者になるべきだと思いますし、
例えばモンハンをやっていきたい!と思う人であれば、
モンハンをやっていく実況者になるべきだと思います。
自分の気持ちが確かにあるジャンルを選んで、
絞って、面白い動画を作っていくことが大事なのではないかと思います。
まとめ
つまり、自分が扱うゲームのジャンルなどなどは絞った方が、
ファンが付きやすいかもです。
興味を持ってくれた方が、他の動画を見てくれる可能性が上がるので。
その上で、
「これなら自分は面白い動画を作れそう!」と思えるような、
自分の気持ちが乗ったゲームをプレイしていく。
そういったゲームを選んでいく。
そういう感じです。
その「面白い」が、他の動画との差異となって、
自分の動画を見てもらえる可能性が上がります。
っっっっつってね。
まぁ、今はそう思いますという話でした。
ちなみに私は……
ここまでのことは、全て私の感想、主観です。
この3年間を通じて、昔のゲームをやりながら
「いや、でもやっぱり最近のゲームをやった方がいいのかな」と悩み、
右往左往しながら試行錯誤した結果です。
最初は昔のゲームをやって、途中、最近のゲームをやって
感じたこととしては、「別にどっちも変わらなくね?」でした。
まぁ最近のゲームをプレイするといっても、
私は本当にふんわりとしか動画を上げていないので、
きっちり検証できているわけではないですが、
なんかどっちも大差ないなと感じています。
つまり、最近のゲームをやったから人が集まりやすいとか、
昔のゲームをやったから人が集まりやすいとか
特に無いなという感じです。
まぁ見てもらいやすいゲームタイトルというのは確かにあるんでしょうけどね。
マイクラとかみたいな。
最近のか、昔のかという大きな二択で考えると
大差ないなという感じがしました。
なので私は、もう私が好きなゲーム(主に昔のもの)しかやらないと
決めました。今の所。
また考えも変わるかもしれませんが……
とりあえず流行りものに乗っかっても、
途中で萎えてくる時がきます。
面白いんですけどね。マジで。
幸いなことに、(という言い方も変かもしれませんが)
「つまんねーな、このゲーム」と思うようなゲームは
今まで1つもないです。
ぶっちゃけ、めっちゃ面白いです。
ただ、見てくれる人がなかなか増えない中で
モチベーションを保てるかどうかというところが、私にとってはミソという感じでした。
とりあえず最近のゲームをプレイしてみました。
→面白いです。
→でも、そこまで人には見てもらえません……
となった時に、私としては
「それだったら昔好きだったゲームをプレイしていた方が
喋るテンションを落とすこともなく
自分が納得いくクオリティで続けられるな」
という感じになった。という感じでした。そんな感じ。
ちなみにちなみに
プレイしていて、モチベーションが下がっていって
「いや、面白いけどさ。何でこれをやってるのかもうわからん」
となった時、私はもうあっさりシリーズを止めています。
完結している作品ばかりじゃないです。
それが良いか悪いかはわかりません。
あながち「悪い!無責任だ!!」とも100%思いきれません。
100%良いとも思っていませんが。
この辺りが良いか悪いかは、その内結論が出る気がしています。
案外私は、色んなことを試している(気になっている)のです。
また思う所があれば、記事にしていきます。
この記事でうんたらかんたら書いたこととか、
過去に書いたこととか、
マジでコロッと変わる可能性がありますので、
そうなったらごめんね。
私の記事は、1つの参考としてご覧ください。
では、また。
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