さて、前回の記事で、
↓この動画をどういう流れで、どういう機械やソフトを使って作ったか、ざっくりお話いたしました。
そこでこの動画、そもそも何を考えて作ったのか。
構成を事前に考えて、台本まで作って制作に移ったこの動画ですが……
そういう部分について、今回は書きたいと思います。
「喋りながらゲームをするという行為は、おそらく結構難しい」
というイメージは何となくあったので、
操作性に自信があるゲームがいいと思っていました。
また、例えばRPGは中だるみするだろうと思っていましたし、
シリーズものになると、次々に面白い動画を投下し続ける必要があって、
その自信も、その時はありませんでしたので、
5分くらいで完結して、さっくり楽しめる動画がいいと考えました。
そこでこのゲーム。
冗談抜きで、昔から年1くらいで遊んでいましたので、
喋りに集中しても、それなりに動けるくらいには
操作性に自信がありました。
また、一区切り(1ステージ)が短いので、
「さっくり楽しめる動画」というのも作りやすいかなと思い、
私の、人生初のゲーム実況動画の題材として相応しいじゃないか!!!!!1
…と、偉そうにもそんな感じで選んだわけであります。
あと、企画云々を抜きにして個人的な話をすると、
私が子供の頃、お婆ちゃんにおねだりして買ってもらった思い出のゲームでして…
そういうのもあって、「このゲームの動画を作りたい!」
という気持ちが大きくありました。
さて、そんな感じでこの
「星のカービィ スーパーデラックス」
を題材とすることに決めたわけですが……
じゃあどういう動画にするよ。というところですね。
続きましては、そこについてお話いたします。
先ほど書いた通り、
さっくり楽しめる動画にしたいという思いはありましたので、
1.ミニゲームで遊ぶか
2.1ステージ分だけ遊ぶか
内容的には、そのどちらかかなと考えました。
また、私みたいな無名のよくわからないおじさんが、
普通にプレイしたところで、
「で、それの何が面白いの?」
と思わざるを得なかったので、
ふざけながら遊ぼうと考えたわけです。
ふざけると言っても、私みたいなおっさんが、
ボボボーボ・ボーボボみたいなノリではしゃいでも、
イタイだけで何も面白くないかな……?
という思いもあったので、
私の、このゲームの操作性はまぁそれなりだろう
というポイントから、
「初見プレイだと偽るという茶番」をすることで、
操作性とのギャップが生まれて、
そこがこの動画の笑いどころでしょうと、
そう考えたわけです。
そうなると、ミニゲームよりも
実際にステージを攻略した方が伝わりやすいと思いましたので、
一番易しいステージを1つだけクリアする
という内容に決めたわけですね。
初見を偽るという茶番をしながら。
というわけで、動画の方向性が決まりました。
そこで、名前も「はつみ」にしようと思ったわけですね。
初見プレイの茶番をするはつみさん。みたいな。
こういう初見プレイを偽る茶番動画を
作り続けていこうと、
この時は考えていました。
動画の雰囲気作り(この動画が、どういう感じの動画か掴んでもらうためのもの)
として、冒頭10秒くらいで簡単な「掴み」のワンシーンを入れました。
その後、3つのセーブデータが表れるわけですが、
初見プレイと言っているにも関わらず、
3つのセーブデータの内2つは100%と表示されている
(完クリしている)状態です。
私的に、まずここが笑いどころのつもりでした。
そして動画が進んでいき、
ゲーム内のチュートリアルに入ったところで、
「いや私は初見プレイですけど、こんなの見なくても楽勝ですよ」
と言いながら、その直後でチュートリアルの表示を見て、
「あ、そうなんだ。なるほど…」
みたいなことを言っているところで、
また一笑いが起きると思っていました。
そして本格的にゲームがスタートし、
敵と戦ったりするところで、
「今までのカービィはこうだったけど、このカービィはこう。これすごいよね。最高」
みたいなセリフを入れました。
初見プレイのくせに、早口で良さを語るという笑いどころなのですが、
それだけではなくて、ですね。
やはりゲーム実況をやるからには、その作品に対する愛を語るべきというか、
本当に一番伝えたいところって、やっぱり
「このゲーム、面白いよ!イイよ!!」
っていうことだと思うんですよ。
それに加えて、私このゲーム大好きだしね。
そこを魅せずして、何が実況かということは思っていたので、
ここは早口でやたらと語ることで
視聴者に対して印象を残しながら、
ゲーム自体をアピールするという、一番の魅せ場のつもりでした。
そしてボス戦へ突入。
全然ラスボスではないのに、ラスボスを倒すというテイで挑む。
最高に笑えるだろうと思っていました。
その勢いで倒し、流れで「こうして平和になったのだ…」と無理やり〆る。
そうして動画の本編を〆た後、
無料で動画の素材を手に入れられるサイトさん↓から、
ダウンロードした動画を加工して作ったEDを挟み、
掴みとして冒頭に入れた10秒動画の
アンサー動画的な、伏線回収的な動画を、
最後20秒ほどで差し込む。
終わり。
アンサー動画的なものというのは、
冒頭の掴み動画内で、
ものすごく遅いタイムで倒したコックカワサキに、
逆に異常な速さで仕返しされるというもの。
シンプルですが、これでまた笑って視聴を終えることができ、
「次も見たいな」と思ってもらえると、本気で思っていました。
※ちなみに、無料で動画の素材を手に入れられるサイトさんは、こちら↓
有料のものとか、無料のものとか色々あります。
いやーもうほんとに。
惨敗でした。
「まぁ続けて行けば、きっとその内人気出る出る!」って切り替えましたが。
ちなみに、YouTubeにもこの動画をあげていた時期もあったんですが、
1年以上掲載して、再生数1回だか3回だかとかだったので
色々考えた末に消しました。
なぜ、消す決断に至ったのかは、その内書きます。
ぶっちゃけ「消したくないなぁ」と思ってましたし、
今でも、「やっぱり消さなけりゃ良かったな」と後悔しています。
……ところで、何を考えて動画を作ったかというものを
打ち明けることと言うか、
「ここ笑いどころのつもりで作りました」とか書くの、
本気で恥ずかしいですね……
こういうことを書こうと思って、作ったサイトではあるんですが、
「拷問だなこれ。おもしろ」と思わざるを得ません。
書くネタが切れるまで、絶対続けます。
天下をとれると思い、生み出した処女作。
再生数が伸びないことを悲しんだ私は、ある行動に出ます。
次回は、そのあたりを書こうと思いますので、
ぜひともご覧ください。
では、また。
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