私はYouTube等々の配信サイトにて、ゲーム配信をしています。
そんな私がこうしてブログを書いているわけですが、
おそらく、この記事をご覧になっている方は
私のように配信をされている方か、自分もやってみたいと思われている方か、
どちらかの方が大半なのかなと思います。
今回は、そうした方々が一度は悩まれるであろう問題、
「顔出しする?しない??」問題を取り扱おうと思います。
そもそも顔出しするっていうことはこういうことで、
逆に顔出ししないっていうことはこういうことで、
じゃあ私はどうする?っていうことを書いていきます。
ではいきましょう。
顔出しするということは ~メリット~
リアルの、自分の顔をワイプ(子画面)なりで出して
ゲーム配信をすることです。
ゲーム配信でなくても、例えば雑談配信とか
何かの機会で自分の顔をインターネット上に晒せば
顔出しということになるのかなと思います。
顔を出せば、自分の顔に好感を持ってくださったりして
それだけ深いファンを得られる可能性があるかと思います。
自分自身の顔に自信が無くても、世の中広い。
この顔、その顔を気に入ってくださる方も必ずどこかにいて、
それで見てくださる方もいるでしょう。
また、顔出しによって見られるのは
単純に「顔が出る」ということだけではなく、
自分の喋りに合わせて表情や動きも出すことができます。
顔出しというか、自分の「姿が出る」という感じですよね。本質的には。
ぶっちゃけイケメンかどうかとかより、一番の強みはここだと思います。
表情豊かに、大げさに動きを出したりしながらゲームをすれば
それだけで面白さは増すと思います。
喋りだけだと配信者から出てくる情報は、
配信者の声とゲーム画面だけなので
場がもたなかったりすることも、よくあります。
それが顔出しだと自分の表情とか動作で場がもつ可能性が出てくる。
これは大きい!
顔出しするということは ~デメリット~
さて、顔出しにはこれだけメリットがあると考えられますが、
逆にデメリットはどうなのでしょうか。
そこを考えてみます。
デメリットはメリット以上に、わかりやすいかもしれませんね。
まずそもそもの話。
視聴者さんに不快感を強く与えるようなキャラクターだと
メリットが一切ないかもしれませんね。
メリットがないどころか、逆効果になってしまうかもしれません。
リアルにおける生活の中でも、
自分の仕草や表情、喋り方が相手に好感を持たれるものかどうか、
面白いと思ってもらえるのか、どう思われるのかが
ある程度考えられる人でないと難しいかもしれません。
よくある「清潔感」とかも、こういうことかと思います。
「社会人なんだから清潔感のある見た目でないと~」という話に対して
いまいちピンと来なかったり、
いい年こいて中学生のころ親に買ってもらったパーカーを着続けていたり
(もう着すぎてヨレッヨレになっている)
そんなヤツは難しいということです。
……そう、昔の私だ。
昔、汚らしいバカで世間知らずな子供おじさんだった
はつみとかいう男は、
女の子とデートをしていた時、
家族で旅行に来ていた通りすがりの子供(おそらく小学生くらいの子)が着ていた服が、
私が当時現役でバリバリ着ていたパーカーと同じものだったことを目にし……
もう衝撃的すぎて、内心穏やかではなく……
それからと言うものの、はつみとかいうおじさんは、自分の身なりを気にするようになった。
そんなお話。
あ、私って自分のことすごいカッコ良くて頭が良くて、特別な存在だと思ってたけど
感性が小中学生で止まってるんだ
って思いました。
自分のことが見えていなかった証拠ね。
話は脱線しましたけれども。
自分のことがよくわかっていないと、相手にどう映るかがわからず、
好感を得られないばかりか不快感を与えてしまうかもしれない。
そういう危険性があるということでした。
続いてデメリット2つ目。
これも超簡単な話。インターネット上で顔出しをして、もし有名になれた場合
リアルで「あ、はつみじゃん」ってなるかもしれないということです。
はつみじゃんってなるくらいなら良いかもしれない。
ストーキングであったり、自宅を晒されたり、家族に凸されたり、
罪に問えるレベルの嫌がらせを受ける可能性もあります。
コイツは過去こんなことしてたぞ!みたいな
学生のころの黒歴史を掘り返されたりとかね。
配信というネットの世界にリアルの自分を混ぜてしまうということは、
リアルにもネットという世界が出てくることになる。
私個人の感想ではありますけど、
ネット上のモラルは良いものばかりでないと思っていますので
そんなネットとリアルの境が曖昧になるということは、
良い面ばかりではなくなるかなと思います。
たぶんこれは、厳しい法体制が敷かれるとか、何か社会の大きな動きがあるまでは
何十年先もこうでしょう。
つまり?
メリットはこんな感じでしょうか。
- 深いファンを得られやすいかも。
- 自分の表情や動きを使って、楽しませることができる。
- 不快感を与えてしまうかも。
- 自分を含め近しい人とか、リアルに危険が及ぶかも。
上手く立ち回れるのであれば強力な武器になりえるし、
それが難しいのであれば、大きく足を引っ張る可能性がある。
メンタルも強くないと、相当厳しそうな感じがありますね。
じゃあ私はどうする?
顔出ししません。
とりあえずそう決めました。
※ここからは、あまり面白くない話になるかと思います。
いや、これ悩んでたんですよ。
捕らぬ狸の皮算用と言われようが、私は自分がこれから活動を続けていき
そして有名になることも想像しながら色々やっていますので、
そうなった時にも、今後どうしようかと考えるわけです。
顔出しするかしないかということも、当然考えていたわけです。
どのように考えたのか、順番に説明いたしましょう。
まず私は私自身について
絶対に、顔出しした方が面白いタイプだろうなと思っています。
私は普段リアルで、表情とか動作ありきのコミュニケーションをしていまして、
むしろ私の面白さって口じゃなくて、そこでしょと思っています。
なので、喋りだけが配信に乗って届けられている今の状態は
相当なハンデを背負って戦っている感じです。
じゃあ、とっとと顔出ししたら?というところなのですが、
そこで私が悩んだポイントがこちら。
- 私の配信や動画の面白さに影響するかどうか。
- リアルやネット上での活動自体に支障が出るかどうか。
仮に顔出しをしたとして、その後有名になることができたとしたら
私の個人情報もネット上で晒されるんだろうなと思います。
私は学生の頃、そこまで態度が良い子ではなかったので
私のことを良く思わない子も、たくさんいました。
そういった人たちが、「え!?これアイツじゃん!!」となって
私に対する良くない情報やイメージを出すことも、1つリスクとしてあるのかなと
想像しています。
作り手とその作品を切り分けて楽しむことができない人は、珍しくありません。
私はどうでもいいと思うタイプですが……
作者はこういう発言する人だから、こういう性格だから、
だからもうこの作品は好きじゃないと言う人は、割と見ます。
リアルでもネットでも。
何なら男だから女だからと、作者の性別で作品を叩く人もいます。
つまり、作り手のイメージは作品に強く影響する可能性があるということです。
なので、私の今までの生き様が
作品の足を引っ張る可能性があるのであれば、
やるべきではないと思ったのが1つあります。
あと私の性格的に、リアルの私の生活だったり
私の家族等々に踏み込まれたとなった場合、
私は普通に通報しそうな気がしています。
まぁ当然内容の程度にもよりますが。そのラインが、私は過敏だと思います。
インターネット上での書き込みに関しては、
あまりに過激なもの以外は別にいいかと思うのですが、
ネットからリアルに踏み込まれ、大きなことをされると……
そう想像をすると、あまり良い気持ちではないなと感じました。
そして、そうした防衛反応を見せると余計に叩かれそうだなとも感じます。
つまり、私が顔出しをすることで
私の配信や作品の面白さに対して悪い意味で影響しそうだし、
リアルやネット上での活動に悪い意味で影響しそうだと感じたわけです。
ファンを楽しませる幅が広がるといったメリットよりも、
顔出しによる悪い影響の方が、デメリットの方が大きそうであると
私は判断したわけです。
なので、私は顔出ししないことを決めました。
私は、私の配信や作品を見てくださり
コメントをくださる方々が好きです。
でもそれは私の中で、そういった方々は
インターネットの中の存在と言いますか
ある種、電子の妖精みたいな存在に感じているのかなと思います。
リアルとネットの区切りはしっかり分けたい。
この顔出しについて考えた時に、そう実感しました。
じゃあ私がリアルからネットに踏み込んではイカんでしょということです。
皆様方にとって、私も電子の妖精みたいな存在でいたいということですね。
ここで、じゃあVチューバーは?という、新たな疑問が出てくるかもしれません。
まぁそれは……
どうしましょうか。
なんか私のやりたいことではないなと思うんですが、
特に明確な根拠があるわけでもございません。
まぁやるにしても、そんなお金ないんだけどね。今。
ガチのスカンピンです。笑えないレベルで。
追々考えましょうか。
というわけで、今回は顔出しについて考えてみました。
自分の気持ちや自分の人間性、能力等々に応じて
顔出しするしないを決める感じなのかなと思います。
では、また。
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