【YouTube】登録者1万人・同接数100人が生涯の最高到達点であるという考え

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私はYouTube等の動画投稿サイト、配信サイトでゲーム実況をやっている者で、はつみ と申します。

私はYouTubeのチャンネルを開設して現在7年目の者です。
まぁリアルの諸々により、2023年からの2年間くらいしか身が入った活動をできていないわけですが……
そんな私は、昔から「この活動をずっっっっと続けていって、かつ、何かめちゃくちゃ運が良かったら、最終的に登録者1万人・同接100人なチャンネルになれるかもしれない。私の能力的に、そんな気がする」と、やたらと口にしてきました。
でも、何だかんだそう言いながら、「あーあ、登録者数が何十万人・何百万人とか行って、多くの人たちに視聴いただけて楽しんでもらえたり、私の尊敬する人たちと交流できるようになって、色々な企画をやったりしたいなぁ」とか内心思わなくもなかったです。正直なところを言えば。
ただ今回は、「マジでそうなんだろうなと実感が湧いてきた」という話をしていきたいと思います。
めちゃくちゃ暗い話です。

単純に活かせるテクニックみたいな話では全く無いのですが、ご自身の活動にとって何か考えのきっかけになりましたら幸いです。

では、いきましょう。

“もう〇〇で良いよね” という考え

世の中には、多種多様な映像コンテンツがあります。テレビとか映画とか。
今じゃ月500円払えばアニメが見放題みたいなサービスもあります。
どれもクオリティが超高いわけです。
それらと比べるとYouTubeのコンテンツはどうしても質が低いものが多いと思うのですが、ガチのプロが集まって作り出されたテレビや映画等々とYouTubeは、完全に別のジャンルだと思っています。
テレビ、映画といったものの選択の1つに「YouTube」というものが入ってきて、それらが今共存している状態のように見えます。

ただ、そのYouTubeの中において「もうゲーム実況を見たいなら、有名実況者の〇〇で良いや」というような考えが存在すると思います。
ゲーム実況に限らず、「このジャンルのものを見たいなら、〇〇で良い」という感じです。

正直、私ももう最近「YouTubeで何か動画なり配信なりを見たかったら、ホロライブの人たちを回していれば良いや」と思い始めてきました。

このホロライブの人たちを見ていて思うのが、「視聴者に楽しんでもらいたいという意識の高い人たちが大量にいて、その上、編み出した企画を実現させるためのスタッフや資金が備わってるってヤバくね?」ということです。
辛い時に励まし合ったり一緒に企画を実行したりする仲間も、どんどん増えていきます。タレント側のモチベーションも、どんどん上がっていくことでしょう。

そういったスーパーサイヤ人孫悟空一行みたいなホロライブが生み出すコンテンツに触り続ける視聴者は、
きっともうホロライブだけではなくYouTube全般の動画に対しても、この水準のものを求めるような目になっているんだろうなと思います。

まぁ私が最近「もうホロライブで良いや」って思っているからホロライブを例に出しましたけど、
ホロライブではなくても、こんな感じで多くの人たちにとって「もう〇〇でいいや」というチャンネルがあるのではないでしょうか。
「〇〇でいいや」は1つのチャンネルだけではなく複数だったとしても、視聴しているチャンネルはある程度固まっている気がします。
そして、そのチャンネルの多くはちゃんと大きなチャンネルだろうし、高い水準の内容(喋りが面白い、タメになる、実用的、キャラクター性が良い・可愛い・エロい等々)なんだろうなと思います。

自分ができること・立ち位置を考える

「新規はもう伸びない」なんて言うことは、もう私がYouTubeチャンネルを開設した2018年の頃には既に言われていました。
「ゲーム実況をやりたいなら、解説系とか攻略の役に立つ内容のもので人気を集めてみて、そこからゲーム実況をした方が良い。いきなりゲーム実況をしても伸びない」なんてことも言われていました。
もっと前の2013年か2014年くらいの頃、私はまだ匿名掲示板に入り浸ってイキっている感じの人間だったのですが、
ちょうどその頃HIKAKINさんがちょっとずつ世間に知られ始めている頃で、そんな中でも「もうHIKAKINに憧れてYouTube始めた奴が多すぎるから、伸びるのは難しい。やっても無駄」と言われていたことを覚えています。

やっぱり多くの人たちは私みたいに「チャンネル登録数十万・数百万」を夢に見ていたり、そういったイメージが前提にあったりするから、口を揃えてそう言うんだろうなと思います。
実際にちょっとチャレンジしてみると、視聴回数は一桁・二桁とか当たり前でしょうし。イメージとの乖離は非常に大きなものです。

ただ、実際にチャレンジしてみると視聴回数は一桁・二桁が当たり前問題とか、「解説系とか攻略の役に立つ内容のもので人気を集めてからゲーム実況をした方が良い」という話とかに対して思うのですが、
要は、例えばゲーム実況をいきなりやってみたところで、高い水準が当たり前になった視聴者の目を満たすことができないということを意味している気がします。
ゲーム実況って別に何かに活かせるようなものでもなくて、ほとんど「面白いかどうか」の勝負なので。
それがノウハウ系(見ている人にとって役に立つ系)だと動画のクオリティや喋りのクオリティがマズくても視聴者を満たせられる可能性が出てくるから、「解説系とか攻略の役に立つ内容のもので人気を集めてから~」という話が出てくるんだと思います。
視聴者にとって、そのチャンネルの存在意義が出てくるわけです。

だったら、今のところゲーム実況をメインに置いている私のチャンネルでも、私自身の存在意義を出してい考えで行くかと、最近は思っています。
視聴者にとっての需要とか、自分のカラー(個性)みたいな事柄です。

ありがたいことに、2024年の夏頃にデジモンワールドをきっかけとして登録者数が3000人ほどになりました。
その頃から配信の視聴回数や同接数のベースが増えてきまして、いただくコメントも増えてきました。
そうした数字やコメントを拝見していく中で、段々と私に求められているものも分かってきたような気がします。
まぁ前々から固めていた私のチャンネルの方針に沿ったものではあるのですが……

2024年に、私が半年かけて続けていたモンスターハンターワールドの配信は、今思うと、それから外れていたものだったなと思います。
求められていないことが、数字やら諸々に表れています。

私が今のところ感じている、私に求められているものは「〇〇で良くない?」と思われているような有名チャンネルたちの隙間を縫った所だと思います。
それはつまり、需要も少なくて、YouTubeで伸びやすいジャンルから離れた所です。
正直なところを言えば、結局ここが私の実力を発揮しやすい所とも感じていますが……
つくづく「私はYouTubeに向いていないなぁ」と思います。

いつまで続けられるか不安を抱えながら長距離走で行くスタイル……

いつまで経っても「私って向いてないなぁ」と思いながらアレコレ頑張っている私ですが、何だかんだでこの活動のおかげで心が満たされている面が大きい感じもありまして、
もうこの活動を止められない止まらないみたいな感じのライフスタイルになっています。
一方で、いつまでこの活動を続けられるんだろうとも思っています。切実に。

私が不幸にも亡くなってしまう可能性や、五体満足で無くなり活動できなくなる可能性もありますし、
もしかすると何かの折に家族が増えることになって、この活動にかけられる時間が減る可能性も0ではありません。
今は割と時間を確保できやすい職で働けていますけど、急にリストラにあったり会社が倒産したりして、転職することになって、その結果全然時間がとれなくなるみたいなことになる可能性もあります。

また、こうした私自身に依るものだけではなく、例えばYouTubeが突然有料コンテンツになってしまい、世間的に「それならもうYouTubeなんて見ねえよ」っていう感じになるかもしれませんし、
世界的な大きな動きがあって配信という文化が廃れる可能性だってあります。

ちょっと話が逸れますが、「これからは有名なチャンネルがより一層見られるようになって、弱小チャンネルはどんどん見向きもされなくなって淘汰される」という考察を拝見したことがあります。
正直、私的には「それはずっと前からだし、弱小チャンネルの淘汰がこれから激化する理由って何?」と思っていますし、有名なチャンネルのパイは、有名なチャンネル界隈の中で奪い合うだけな気がしています。
視聴者の方々はとっくに「〇〇で良くね?」という状態になっていて、その中で極稀に、チャンネルの大小やブランドに関係無く、ゲームタイトルや扱っている題材に惹かれてたまたま私のチャンネルを訪れてくださる方がいらっしゃるものと思っています。これが、弱小チャンネルの在り方です。
2020年~2022年の新型コロナウイルス感染症が大暴れしていた数年間は、私たち弱小チャンネルにもどんどこ人が訪れまくるチャンスがあったサービスタイムだったわけですけど、アレはあの時が異常事態だっただけで、逆に今の状態が普通だと思います。
このゲームタイトルや扱っている題材に惹かれて私のようなチャンネルのものでも視聴してくださるような方々は、いつだって一定割合存在します。極少数ですが。
どんなジャンルでも、メジャーがある一方でマイナーなものがあって、そんなマイナーのものに触れてくださる方々はいます。YouTubeだろうが飲食店だろうが何だろうがかんだろうが。極少数ですが。極少数だからマイナーなんですね。
もし、「ほら!弱小チャンネルがたくさん消えて行っている!!」と感じる事態が来るとしたら、それはこれから先より一層人々が配信界隈へ気軽にチャレンジするようになって、そして挫折して消えていく人も増えるという感じの内容なんじゃないかと思います。
別に私のような弱小チャンネルが、これから先より一層辛い境遇になると思いません。今までと変わらないと思います。
……まぁ私が見ている目線はシンプルにズレている気もするので、頓珍漢なことを申し上げているかもしれませんね。

今しがた引き合いに出しました新型コロナウイルス感染症大暴れ時代のYouTubeブーストにつきまして、私はリアルの事情により全く波に乗ることができませんでした。
波に乗れなかったと言うか、そもそも全くもって活動に時間を掛けられませんでした。忙しすぎて。
そうしたチャンスを活かすこともできず、こうした活動に時間を掛けないと生きていけない体になってしまった私は、「ゆっくりと、30年くらい続けたいなぁ」というグズグズとした目標を立てまして、長距離走を走るような感覚で、自分に無理なく走っているわけです。

そう、私の心はもうこの辺りで矛盾しています。
私は「人はすぐ死ぬ」し「不本意ながら活動できなくなる可能性は、いつだってある」と思っているのに、一方で「ゆっくりと、30年くらい続けたいなぁ」と走っているのです。

多くの「〇〇で良くない?」と思われている有名なチャンネルの方々は、睡眠時間を削って、命を削りながら活動しているように見えます。
短距離走の全力ダッシュを何年も続けている勢いで。

私は2020年前後くらいのリアルの激務で、自分は睡眠時間を削って走りまくると頭が働かなくなるし、ろくに喋れなくなるし、筋肉とか諸々激減して猛毒でも回ってるのかという勢いで命が消えていくことを経験しています。
言ってしまえば、私にはバイタリティが無いのです。もう痛感しました。

リアルの話で申し訳ないですが、私が激務だった頃、私の部署やよく一緒に働く部署の人たちも同じように激務だったのです。同じように全然寝ていません。家に帰れていません。
なのに、その人たちはピンピンしていました。(正確には、ガチで眠そうだし疲弊していましたけど、メンタルは良好でしたし頭もめっちゃ働いていました。)
私は、それに付いていけない落ちこぼれだと痛感して生きていました。
私は、ちゃんと寝て、ちゃんと休みながら前に進んでいかないと生きていけないのです。

ぶっちゃけ、私って「能力が低い」んだなって思っています。

そんな私が今、YouTubeにおいて金・土・日曜日の週3で配信をしています。
1年間52週として、×3で約150本の配信を1年で行います。
編集してアップロードする動画なんて、年20本生み出せれば上々です。
こんな長距離走を走るペースで、ちょっとずつ自分が頑張れる範囲で前に進んでいます。

「〇〇」のチャンネル達は、短距離全力ダッシュを何年も続けていることにより、私より後から開設されたチャンネルでも、チャンネルの動画数(配信含む)は1,000本とか2,000本とか超えています。
編集してアップロードされる動画もクオリティの高いものばかりです。

そりゃもう、私は「〇〇」の高みまで上れるわけがありませんよ。
上れる要素なんて、欠片もありません。ワンチャンすら無いでしょう。

そうは言いながらも、そんな私は私のできる全力の正拳突きを食らわせて、どうにかクリティカルヒットを繰り出す戦法で戦っています。
定期的な配信を続けながら、たまーーーーーに魔人斬りを振りかざしている変態なのです。
しかも “曜日ごとに配信内容を変える” という、通常ではあり得ない形態を取りながら。

しかし、これによって登録者数は3000人ほどになりましたし、デジモンワールドの配信時においては同接数の平均が200を超えていました。
つまるところ、ゲームタイトルとか題材・内容によって、私はそれくらいできるということです。
同接200人に楽しんでいただける能力があることも証明しています。

恐らくこれを30年間繰り返していけば、数字のベースがどんどん上がっていって、今よりも更に伸びて行けるんだろうなと思います。
ただ、その行き着く先は、私の憧れる全力短距離走組の「〇〇」では無いんだろうなと思います。
こうして考えると、私なりの全力を尽くして、かつ最高に運が良かった場合に到達できそうなラインは、やっぱり登録者数1万人、同接数100人で間違いなかったんだなぁとしみじみと感じます。

……いつこの活動を強制リタイヤさせられるか分からないレースの中で、長距離走をしている私は、やっぱりYouTubeに向いてないんでしょうね。何度考えても、どう考えても激烈に向いていない。意味不明ですもんね。
これからどんどんどんどん年を取っていきますし、体力も衰えていくことでしょう。
思うように喋ることができなくなっていくかもしれません。
もう私は、YouTubeに向いていないと言うか、このエンタメ界隈で伸びていくことに向いていないのかもしれません。

まぁだから「止ーめた」と言うつもりは無くって、地に足をつけながら「今できること」を考えて頑張っていこうと思います。

私はハイキューがやたら好きなのですが、影山飛雄というキャラクターの
「俺が何かに絶望するとしたらバレーができなくなった時だけだ」
という、私の超好きなセリフがありまして、そのセリフをいつも胸に刻み付けて生きてます。
※好きすぎて影山のアクスタ買った。

では、また。

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